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About Ware 越前焼について

越前焼の特徴

素朴で頑丈、風情ある日用品

越前焼は、福井県丹生郡越前町の、主に宮崎地区・織田地区(旧宮崎村・旧織田町)で焼かれるやきもの(炻器)のことを言います。越前の土は、鉄分の多い耐火性のある良質の粘土で、釉薬(うわぐすり)を用いずに高温で焼成する「焼き締め」に適しています。1,200〜1,300度の高温で焼かれるため、硬く焼締まり、吸水性、気孔性もなくなって磁器のような強度が出るのが特徴です。肌色は黒灰色から赤褐色まで変化し、ときに窯の中で薪の灰が溶けて器に流れ出す自然釉(しぜんゆう)がつくる無作為の美しさを持つのも大きな特徴で、茶人たちに好まれる風情あるやきものでもあります。茶褐色の肌と見事に流れ落ちる自然釉には、華やかさの代わりに素朴さ、温かさがにじみ、古越前の昔から静かな存在感を漂わせています。


そんな越前焼は古くから日用品として使われてきました。強度があるため壺(つぼ)や甕(かめ)、すり鉢などの大きな品もつくることができ、製作には「ねじたて成形」の技法が用いられました。これは、ろくろを使わずに陶工がぐるぐると作品のまわりを回って、太いひも状の粘土を積み上げて行く越前独特の技法です。この技法は今なお受け継がれ、1986年(昭和61) には伝統的工芸品の指定を受けました。陶芸館に展示している大壺も、この伝統技法でつくられたものです。

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越前焼イメージ1

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